学校活動状況

カテゴリ:酪農科学科

就農相談会に参加しました。

11月18日(月)、農業科学科と酪農科学科の生徒が就農相談会に参加しました。北海道農業公社様にご来校いただき、就農相談・農業体験・海外研修のそれぞれの取り組みについて事例や現在の受け入れ状況などをご説明いただきました。参加した生徒たちからは海外研修の受け入れ国や、新規就農に向けた道筋などの質問が出ており、講師の話を聞いて自分自身の将来を真剣に考える時間となりました。

スマート農業プロジェクト特別授業

11月15日(金)、農業科学科・酪農科学科1~3年生はスマート農業プロジェクト特別授業を実施しました。「十勝の大規模畑作で広がるロボットトラクタの取り組み」と題し、帯広畜産大学特任・名誉教授 佐藤禎稔様よりロボットトラクタの実用化に向けての取り組みについてご講義いただきました。実演見学では本校圃場でロボットトラクタが4台同時に作業をする様子を見学し、スマート農業への取り組みについて関心が高まる機会になりました。

有精卵が孵化しました

11月6日(木)、酪農科学科・食品科学科1年生の畜産の授業で扱う肉用鶏がふ化しました。畜産の授業では、生まれたばかりのひよこの卵歯や羽毛を観察しました。羽毛では雌雄判別ができるため、生徒は雄雌の違いをお互いに確認していました。今回ふ化した20羽から、これから生徒たちはたくさんのことを学んでいきます。

新規就農プログラム第5回講演会を実施しました。

11月6日(水)、酪農科学科1・2年生は、新規就農プログラムの第5回講演会を実施しました。足寄町役場経済課農業振興室の大風様、編田様から「足寄町での新規就農の支援と道のり」についてご講演いただきました。新規就農を実際に行うためにどのような支援があるのか、どんな手続きが必要なのかを知る機会になりました。新規就農を目指す生徒も増加傾向にあり、夢に近づく講演となりました。

令和6年度 第2学年 見学旅行 酪農科学科 学科別研修 京都市中央食肉市場

10月29日(火)、見学旅行2日目、酪農科学科2年生は、京都市中央食肉市場にて学科別研修を実施してきました。「おいしい日本産和牛を京都から世界へ」という使命の下、4つのコンセプトを掲げ、牛肉・豚肉の流通を行っていました。農家で生産された家畜がどのような工程で食肉として消費者の食卓に届くのかを詳しく教えていただき、命の大切さや食のありがたさなどを改めて身に染みて感じることができました。

2024年北海道ホルスタインウィンターフェア

10月26日(土)、ホルスタインクラブは、2024年北海道ホルスタインウィンターフェアに参加してきました。特に3年生は高校生活の集大成であり、Jrカップ、リードマンコンテストともにこれまでの練習や経験を存分に発揮してくれました。ここでの経験や人脈をそれぞれの進路先、人生において活かして頑張ってほしいと思います。来年は、全日本ホルスタイン共進会(北海道大会)出場に向けて先輩方が築いてきた伝統を引き継ぎチーム一丸となり頑張ります。

酪農科学科 飼料作物分会 2024年日本草地学会(帯広大会)高校生研究発表会 優秀賞受賞

10月8日(火)、酪農科学科飼料作物分会は、2024年日本草地学会 帯広大会の高校生研究発表会において優秀賞を受賞しました。昨年度から十勝地域における子実トウモロコシ生産と利用の定着化に向けた研究を行ってきました。多くの専門機関の方々に研究成果を伝え興味を抱いてもらうことができました。これからも生産者の方々が求める十勝農業のモデルを追求していきたいと思います。近日、日本農業新聞で記事が掲載されますので、ご覧ください。

肉牛生産シンポジウムに参加しました。

10月31日(水)、酪農科学科と農業科学科の3年生が、帯広畜産大学で行われた資源循環型肉牛生産シンポジウム2024に参加しました。帯広畜産大学の谷 昌幸教授の基調講演では「堆肥の機能性成分と作物生産への活用」についてお話いただき、両学科の取り組みを考え、耕畜連携の重要性を考える機会となりました。参加した生徒たちも積極的に質問しており、食の地域循環を考える貴重な機会となりました。

アニマルウェルフェア学習会を実施しました。

10月30日(水)、酪農科学科1年生は、帯広畜産大学との高大連携事業の一環でアニマルウェルフェア学習会を実施しました。帯広畜産大学の瀬尾 哲也 准教授よりアニマルウェルフェアについて学びました。欧米を中心に家畜の飼育におけるアニマルウェルフェアの認知度も高まっており、酪農王国で学ぶ農業高校生だからこそ、世界基準に合わせた飼養管理について理解を深めていく必要があると改めて感じました。

体外受精卵移植技術講習会

10月28日(月)、酪農科学科3年生は体外受精卵の移植技術を学ぶ講習会を行いました。とかち繁殖技術研究所の松崎様を講師にお迎えし、6月にOPUで採卵した卵子を帯広畜産大学で体外受精し、作成した受精卵を3頭に移植していただきました。受精卵移植器の道具や融解後の受精卵の様子を観察しながらET(受精卵移植)の技術を学びました。動物バイオテクノロジー分野の技術を間近で学ぶことができ、とても貴重な学習機会となりました。