校長挨拶

帯広農業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、大正9年(1920年)に十勝農業学校として開校し、創立103年を迎える農業の専門高校であります。校訓「礼儀 協同 勤労」のもと実学実践教育を進め、広い視野を持った心豊かな農業経営者、農業関連技術者及び農業理解者の育成に努めております。卒業生は18,000名を数え、十勝農業の発展のみならず、広い分野でご活躍され、母校の応援をいただいております。
 漫画家 荒川弘さんの「銀の匙」の「大蝦夷農業高等学校」の舞台になった本校は、110haの広大な敷地を有しております。また、敷地内の約400メートルに渡ってまっすぐに植えられているカラマツ防風林は、帯広を代表する絶景として知られています。
 近年、農業の分野においては、自動化やICTを駆使したスマート農業が進んでいます。さらには、SDGsにもとづく持続可能な農業経営が求められています。本校では、ASIAGAP認証取得をはじめ、食の安全・安心や地球環境に配慮した農業について、生徒自ら思考錯誤しながら日々の学習や研究活動を行っています。全学科において地域と連携した取り組みにより、未来を担う人材育成に努めております。
 また、多くの生徒が、部活動に汗を流し、自己鍛錬や感性を磨いています。このように文武両道の精神が受け継がれ、生徒は、明るく前向きに充実した学校生活を過ごしていることも本校の特徴の一つです。
チーム帯農として教職員が一丸となって、生徒のため、地域のため、未来のために、全力で特色ある教育活動を推進してまいりますので、今後とも、本校に対するご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。

                  帯広農業高等学校長 佐 藤 裕 二