学校活動状況

カテゴリ:森林科学科

森林科学科2年生 スマート林業講座②

7月9日(水)、森林科学科2年生が「スマート林業講座②」で、西十勝森林組合の村岡昇組合長と白石拓也課長を講師に迎え、機械による下刈りについて学びました。講義では、森林組合の役割や下刈りの軽労化について説明。その後、学校林でハイブリッドラジコン草刈機「神刈」の実演と実習を実施。生徒たちは「神刈」を実際に操作し、その静かな動作音と、パワフルながら簡単な操作で楽に下刈りができることに感動していました。また、空調服の試着も行い、暑い中でも安全で快適に林業の仕事が行える未来に期待を膨らませているようでした。

森林科学科2年生 スマート林業講座①

6月30日(月)、森林科学科2年生がスマート林業の授業で「スマート林業講座①」を実施しました。有限会社大坂林業の中村隆史様らを講師にお招きし、位置誘導装置を使ったコンテナ苗の植え付けを学びました。事前に装置へ入力されたデータをもとに、生徒たちはモニターで植栽位置を確認。マーキング後、筒状の器具で穴を開け、コンテナ苗を植え付けました。参加した生徒からは、「正確かつ楽に作業ができた」や「技術の発展でより効率化に期待したい」と、今後のスマート林業への期待も語られました。

森林科学科1年生 下刈り実習

6月26日(木)、森林科学科1年生は下刈り実習を行いました。下刈りとは植樹した苗木の周りには雑草が生い茂り、苗木の成長を妨げてしまうため、雑草を刈払う作業です。30℃近い気温でしたが、伸びた雑草の中から苗木を見分けることや、間違って苗木を切ってしまわないよう注意をはらい、柄の長い下刈り鎌をうまく使いこなすことに苦戦していましたが、たくさん汗をかきながら集中して実習に取り組みました。

森林科学科1年生 学校林巡検

5月29日(木)、毎年初夏に実施される森林科学科1年生恒例の実習「学校林巡検」が行われました。校地内にある約28haの学校林を歩き、植生の違い、土壌の様子、カラマツやミズナラ植栽地などを2時間ほどかけて見て廻りました。天候にも恵まれ、これまでの先輩が育ててきた森林の様子、森づくりの方針などを直接見て学ぶことができました。第1林班(約13ha)はカシワなど広葉樹林、第2林班(約6ha)はトドマツ、カラマツ、アカエゾマツなどの針葉樹林、第3林班(約9ha)は針葉樹の植栽地やミズナラ植栽地などについて説明を受けました。今後も苗木の植え付け、下刈りなどの保育実習、伐木実習、測量など様々な学習を学校林で行っていきます。

森林科学科2年生 ウド収穫実習

5月27日(火)、森林科学科2年生「特用林産物班」は分会活動の一環で、ウドの収穫を行いました。森林科学科では収穫販売用に山菜を栽培できる専用の畑があり、ウドをはじめギョウジャニンニクやタラノキ(タラの芽)等を栽培しています。ここ数日暖かい日が続き、ウドもグングンと成長!太くて香りのよいものを中心に収穫。収穫量も多く、1袋3本入りで、教職員に販売をしました。山の恵み、四季の恵みでもある山菜。深い味わいに堪能していただければ幸いです。

森林科学科3年生 チェーンソー実習

5月13日(火)、森林科学科3年生はチェーンソー実習を行いました。実習ではチェーンソーの始動・停止の方法を確認し、実際に丸太を用いて玉切りの練習をしました。丸太にチェーンソーの刃を真っ直ぐ入れられず苦戦していましたが、説明やアドバイスをしっかりと聞き、実習に取り組んでいました。実習終了後には「学校林で実際にカラマツを伐倒してみたい!」「伐倒をするには集中力が大切!」と実習を振り返っていました。今後は、伐倒に必要な受け口、追い口の作り方、やすりを用いての目立ての実習を行います。

森林科学科 もくフェスとかちin麦音

5月11日(日)、森林科学科は、満寿屋商店麦音を会場に行われた「もくフェスとかちin麦音(主催:十勝総合振興局林務課)」に、木のものづくり体験ブースを出店しました。森林科学科では、「森の貯金箱つくり」と「木札合わせゲーム」を実施。木札合わせゲームでは、学校林で採集したミズナラやカラマツ、エゾヤマザクラ等の10樹種の木札を制作。神経衰弱ゲームのように同じと思う札をめくると、面にはレーザー加工を施した樹種名があり、当たると木製のキーホルダーをプレゼントしました。天候にも恵まれ、多くの方に体験していただきました。

森林科学科2年生 植え付け実習

5月7日(水)、森林科学科2年生は、専門科目「総合実習」でカラマツ・ミズナラ苗の植え付け実習を行いました。学校林では70年生を超えたカラマツ林を伐採し、人工林の若返りを進めています。森林科学科では苗畑で苗木を育て、それらの木々を学校林で育てることを通して森林づくりの技術を学習しています。カラマツは50年、ミズナラは30年ぐらいで伐採予定と、育成は長期に渡りますが、先輩から受け取ったバトンを後輩に渡しながら学習を進めていきます。

エゾヤマザクラが満開

5月6日(火)、森林科学科が管理をしている生徒玄関前のエゾヤマザクラが満開となりました。一週間ほど前から一輪また一輪と開花し、気温の上昇とともに一気に開花しました。北海道の代表的なサクラであるエゾヤマザクラ。生徒玄関の目の前にあり、この時期が来るとエゾヤマザクラをバックに集合写真を撮るクラスもあります。老木のエゾヤマザクラですが、毎年大輪の花を咲かせてくれることを願って今後も管理をしていきます。

森林科学科 床がえ実習

5月1日(木)、森林科学科1年生は「床がえ実習」を行いました。春は苗木の移植の季節です。苗木を掘り取って他の苗畑に移植し、生育を盛んにし、根の形を整え細根の発生を促し、林地植栽が容易で活着の良好な苗木を育成するために行う実習です。学校林では70年生を超えたカラマツ林を伐採し、人工林の若返りを進めています。森林科学科では苗畑で苗木を育て、それらの木々を学校林で育てることを通して、森林づくりの技術を学習しています。