産業界と連携した取組について 北海道帯広農業高等学校
6次産業化等、産業構造や仕事内容は急速に変化する中、専門高校においては成長産業化を図る産業界と絶えず連動した職業人材育成システムの刷新・構築が喫緊の課題になっている。そのため、本校と成長産業化に向けた革新を図る産業界等が一体・同期化し、地域の持続的な成長を牽引するための絶えず進化する最先端の職業人材育成システムを構築 し、成果モデルを示すことを目指すこととしたい。この目的を達成するため、本校においては、設置している5学科すべてにおいて取組を推進している。
①新規就農プログラムモデル研究開発(農業科学科・酪農科学科)
ロールモデルとなる農業経営者から農業の魅力や新たな可能性を学び、職業としての農業が魅力あることを実感することにより、将来農業をす生徒を増加させることを目的として、「新規就農プログラムモデル」の研究開発を本校、北海道十勝総合振興局とYUIME株式会社が協同で実施する。本事業は農林水産省の補助事業を活用して設立された「農業の魅力発信コンソーシアム」に協力していただいている。
〇期 間 令和6年5~12月、各科7回予定
〇対 象 農業科学科及び酪農科学科の1~2年
〇講演者 湘南佐藤農園佐藤智哉(神奈川県) ダムの見える牧場大石亘太(島根 県)川口農場 川口知紘(豊頃町) (株)坂根牧場坂根遼太(大樹町) なまら十勝野小山勉(芽室町) HAPPYLAND安達牧場安達英補(標津町) YUIME株式会社取締役江城嘉一 東京農業大学生物産業学部准教授 小川繁幸 十勝総合振興局産業振興部農務課職員、十勝管内の市町村職員
②十勝で活躍する最先端の食関連産業人材育成の開発(食品科学科)
十勝で活躍する最先端の食関連産業人材育成プログラムの構築を目指す。この目的を達成するため、以下の3つの取組を帯広商工会議所や北海道経済連合会と協同で実施する。
1 十勝の産業界等の人材が学校に出向いて行う授業
〇期 間 令和6年5 ~11月、13回予定
〇対 象 食品科学科1~ 3年
〇講演者 (株)満寿屋商店、(有)スロウフード、(社)帯広物産協会、国分北海道(株) 雪印メグミルク(株)
2 デュアルシステムを活用した十勝の産業界等と連携した長期現場実置
〇期 間 令和6年7~8月、5 ~7日間程度
〇対 象 食品科学科3年希望者
〇実習先 国分北海道(株)、雪印メグミルク(株)、(株)クランべリー(予定)
3 食関連産業におけるデジタル人材育成
電子商取引( eコマース)の手法を用いて、地域の魅力を道内外に発信するスキルを学び、最先端の食関連産業人材の育成を行う。
〇期 間 令和6年5~12月、数回予定(授業・実習)
〇対 象 食品科学科1~3年
〇協力企業 TOYO(株)
③情報化施工技術等に対応できる農業土木技術者育成プログラムの開発(農業土木工学科)
農業土木関連分野における情報通信技術(ICT)を活用した測量、施工・出来形管理等の学習を通じて、情報化施工技術等に対応できる農業土木技術者育成プログラムの構築を目指す。この目的を達成するため、以下の3つの取組を北海道農政部、帯広畜産大学、関連企業等と連携・協力により実施する。
1 情報通信技術(ICT)を活用した測量・施工・出来形管理等の講義と実習
〇期 間 令和6年6 ~ 1 1月、数回予定
〇対 象 農業土木工学科2~3年
〇協力企業 道路工業(株)ほか
2 情報化施工技術等の講義の実施
〇期 間 令和6年6~12月 数回予定
〇対 象 農業土木工学科1~3年
〇講演者 帯広畜産大学(予定)
3 デュアルシステムを活用した長期現場実習
〇期 間 令 和6年7~8月、3~5日間程度
〇対 象 農業土木工学科2~3年希望者
〇実習先 北海道農政部、農業土木関連企業等
④ICTを活用したスマート林業教育プログラムの開発(森林科学科)
本道の林業を担う人材を育成するため、昨今重要視されている「スマート林業」の最先端技術の学びを通したスマート林業教育プログラムの構築を目指す。この目的を達成するため、以下の2つの取組を林業関連企業や研究機関等や北海道立北の森づくり専門学院と連携・協力により実施する。
1 十勝の林業関連企業等と連携した現場見学会や講演会、実地授業
〇期 間 令和6年6月~令和7年3月、7回予定
〇対 象 森林科学科1~3年
〇協力企業等 (有)サンエイ緑化(幕別町)、(有)大坂林業(幕別町)、(株)サトウ(帯広市)、(株)ズコーシャ(帯広市)、北海道立北の森づくり専門学院(旭川市) 北海道立総合研究機構林業試験場道東支場(新得町)、 北海道十勝総合振興局林務課(帯広市)、北海道十勝総合振興局森林室(浦幌町)
2 北森カレッジとの教育連携に基づく講演会(スマート林業)、生徒交流会
〇期 間 令和6年6月~令和7年3月、4回予定
〇対 象 森林科学科1~3年
※北海道立北の森づくり専門学院(旭川市)と令和6年1月30日教育連携協定締結
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〇本校校舎前の車両通行について
本校では、生徒の安全確保と交通事故防止のため、次の図のとおりお願いをしております。特に、生徒玄関前は玄関側のみの停車とし、北側は駐停車禁止となります。生徒送迎の際は、なるべく正門より入場するようによろしくお願いします。なお、職員玄関前のロータリーの通行につきましても、時計回りの一方通行となり停車する場合は左側に寄せ、他車が通行できるように配慮も併せてよろしくお願いします。
〇荒天時の対応について掲載しました。下記のpdfをご覧下さい。
荒天時の対応.pdf
〇不審電話にご注意下さい。
卒業生のお宅に、本校学校職員の名をかたり、卒業生の個人情報を聞き出そうとする、不審な電話がかかってくることが多発しています。同窓会員、保護者の皆様におかれましては、被害に遭うことのないようお気をつけください。また、会員名簿等の取扱いに充分ご注意ください。
〇交通規制のお知らせ
交通規制のお知らせ.pdf
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