2月15日、11月10日生まれの肥育豚が畜舎内の豚房より、酪農科学科2年養豚班の生徒によって屋外のバイオベッドへ移動しました。体重も平均45kgを超え生時体重の30倍に達しました。
バイオベッドとは、麦桿(ムギカラ)を10cm以下に細切し1m近く積み上げその上で豚を飼育し、その糞尿で自然発酵することにより中心温度は70℃まで上昇し、冬でも無加温で豚を飼うことができるシステムです。下はフカフカなので豚も気持ちよさそうに走り回っていました。さらに、糞尿が混じった麦稈は良質な肥料としても使えます。
今後肥育豚は外の放牧が始まるまで、2カ月間ここで過ごします。