学校活動状況

カテゴリ:森林科学科

森林科学科1・2年生森林環境特別講義

2月6日(木)、森林科学科1・2年生を対象に、北海道大学大学院農学研究院の森本淳子教授を講師にお招きし「森林環境特別講義」を実施しました。気候変動が森林を取り巻く環境に引き起こす様々な変化に対して自然からのメッセージに耳を傾け、科学的に対応することや、生態系を構成する要素一つ一つを保全することの必要性などを学ぶことができました。生徒が森林づくりに新しい知識や情報を取り入れ、自然界のバランスをくずさない林業経営を行うことの大切さを感じることができた素晴らしい機会でした。

森林科学科2年生 森林環境特別講義

1月22日(水)、森林科学科2年生を対象に、北海道大学大学院農学研究院の助教である豆野皓太様を講師にお招きし、森林環境特別講義を実施しました。本講義では、森林資源や生態系保全について、政策学という学問的視点から「森林・生態系保全の価値」や「人々に望ましい行動を促す仕組み」について考える内容を学びました。また、スマートフォンを使用して質問に回答し、その結果をリアルタイムでスライドに表示する工夫が取り入れられており、生徒たちは終始集中して講義に参加することができました。これにより、アカデミックな内容を学ぶ大変貴重な機会となりました。

森林科学科1年生 愛情たっぷりカレー作り

12月3日(火)、森林科学科1年生は専門科目「農業と環境」の授業で、カレーライスを作りました。カレーライスの具材の定番「ジャガイモ・タマネギ・ニンジン」は、すべて「農業と環境」の実習で栽培し収穫した野菜を使用しました。また酪農科学科が飼育したバークシャー種の豚肉を食品科学科がトリミング。その豚肉も提供していただき具材の一つとして使いました。食べやすいサイズにカットした野菜、飴色になるまでタマネギを炒め、じっくりと煮込みおいしいカレーが完成しました。自分たちで育てた野菜や飼育・加工されたお肉に感謝をし、おいしくいただきました。

森林科学科3年生クリスマスリース作り

11月26日(火)、森林科学科3年生は選択専門科目「森林活用」の授業で、クリスマスリースを作りました。事前(夏頃)に、学校林内から「ツル」を採集し柔らかいうちに4周から5周巻き付け、リースの土台を制作。完成した土台をもとに、木の実やまつぼっくり、ヒノキなどのリーフ系を取り付けました。木の実はボンドで接着しても外れてしまうことがあるので、グルーガンやワイヤーでしっかりと固定をしました。全体的な完成をイメージしながらバランスを見てパーツを配置。取り付ける難しさもありましたが、それぞれのセンスが光りどの作品もキレイで華やかなリースとなりました。完成したリースは持ち帰り、自宅に飾る予定です。

森林科学科 第5回スマート林業講座

11月19日(火)、森林科学科は第5回スマート林業講座を行いました。今回の講座テーマは「ICTハーベスタによる生産管理」とし、講師として有限会社サンエイ緑化代表取締役 邊見秀明様に来校いただき、伐木・造材と流通のスマート化についてサンエイ緑化様所有のICTハーベスタを学校林に持ってきていただき、実際に伐木作業を見学しました。また玉切りの際に行う測尺の誤差を減らし、高い測尺精度を担保するための「電子輪尺」で計測して調整するキャリブレーションという作業も体験しました。電子輪尺で計測した測定値はワイヤレスでハーベスタのキャビンにあるモニターに映し出される事に驚いていました。今回の講座で最後となりましたが、今後も「スマート林業」について、引き続き学習していきます。