学校活動状況

カテゴリ:農業科学科

観察から広がる学び 〜ビートの生育調査〜

6月16日(月)、農業科学科の作物の授業において、ビートの生育調査を行いました。草丈と葉数を1人5株ずつ測定し、平均値を出してクラスで発表。圃場の場所による生育のばらつきにも注目しました。植物の観察を通して、小さな違いから多くを学べることを実感できた1日でした。

農業科学科2年生 豆類の出芽率調査

6月16日(月)、農業科学科2年生が、ダイズとアズキの出芽率を調査する授業を行いました。どちらも95%以上の高い出芽率を示し、播種後の生育が順調であることを確認しました。また、同じ豆類でありながら出芽の様子が異なる2つの比較観察を通じて、今後の生育調査や生理生態の理解につなげる学びも深めました。これからスマート農業に関する授業と連動した栽培管理が本格的に始まります。生育の変化を日々肌で感じながら、新しい管理技術を学ぶ“温故知新”の姿勢を大切に、授業に取り組んでいきます。

農業科学科 スマート農業授業がスタート!

6月16日(月)、農業科学科の全学年を対象に、スマート農業「ドローン編」の授業が行われました。1年生は本校所有のドローンを使い、畑のセンシング(生育状況の確認など)を実施。2・3年生は農薬散布用ドローンを用いて、防除散布の試験を行いました。農業科学科では、作物栽培において空中のドローンと地上のスプレーヤーの防除体系を組み合わせた新たな農業技術の構築を目指した授業を展開しています。次回の授業は6月27日(金)を予定しており、大型農業用ドローンを使ったエダマメの防除散布を行います。スマート農業を活用し、効率的な農業経営を実感できる実習として、今後も農業科学科ならではの学びを深めていきます。

農業科学科1年ビート(甜菜)の除草実習から学ぶこと

5月11日(水)、農業科学科の作物の授業において、甜菜の除草実習を行いました。「主人の足跡は肥料にまさる」という言葉の通り、私たちは一株一株を丁寧に観察しながら除草を行いました。作物の生育状況や畑の環境の変化にも注意を払い、ただ草を取るだけでなく、作物の健康状態を見極める力も養うことができました。地道な作業の中には多くの学びがあり、農作業の大切さとやりがいを実感する貴重な機会となりました。

農業科学科・酪農科学科 未来の農業を描く「新規就農プログラム」がスタート

6月9日(月)、農業科学科・酪農科学科の1年生が「新規就農プログラム~農業の魅力発信コンソーシアム~」の授業を受講しました。講師には、酪農学園大学の飛谷淳一先生をお迎えしました。授業では、農業が抱える課題を踏まえつつ、これからの農業の在り方や目指す姿についてお話しいただきました。担い手に求められる資質や、農業が持つ多様な魅力を考える貴重な機会となりました。今後は、学科ごとに地域の農業経営者から直接お話を伺い、より実践的な学びへと進んでいきます。