カテゴリ:森林科学科
森林科学科1年生 学校林巡検
5月29日(木)、毎年初夏に実施される森林科学科1年生恒例の実習「学校林巡検」が行われました。校地内にある約28haの学校林を歩き、植生の違い、土壌の様子、カラマツやミズナラ植栽地などを2時間ほどかけて見て廻りました。天候にも恵まれ、これまでの先輩が育ててきた森林の様子、森づくりの方針などを直接見て学ぶことができました。第1林班(約13ha)はカシワなど広葉樹林、第2林班(約6ha)はトドマツ、カラマツ、アカエゾマツなどの針葉樹林、第3林班(約9ha)は針葉樹の植栽地やミズナラ植栽地などについて説明を受けました。今後も苗木の植え付け、下刈りなどの保育実習、伐木実習、測量など様々な学習を学校林で行っていきます。
森林科学科2年生 ウド収穫実習
5月27日(火)、森林科学科2年生「特用林産物班」は分会活動の一環で、ウドの収穫を行いました。森林科学科では収穫販売用に山菜を栽培できる専用の畑があり、ウドをはじめギョウジャニンニクやタラノキ(タラの芽)等を栽培しています。ここ数日暖かい日が続き、ウドもグングンと成長!太くて香りのよいものを中心に収穫。収穫量も多く、1袋3本入りで、教職員に販売をしました。山の恵み、四季の恵みでもある山菜。深い味わいに堪能していただければ幸いです。
森林科学科3年生 チェーンソー実習
5月13日(火)、森林科学科3年生はチェーンソー実習を行いました。実習ではチェーンソーの始動・停止の方法を確認し、実際に丸太を用いて玉切りの練習をしました。丸太にチェーンソーの刃を真っ直ぐ入れられず苦戦していましたが、説明やアドバイスをしっかりと聞き、実習に取り組んでいました。実習終了後には「学校林で実際にカラマツを伐倒してみたい!」「伐倒をするには集中力が大切!」と実習を振り返っていました。今後は、伐倒に必要な受け口、追い口の作り方、やすりを用いての目立ての実習を行います。
森林科学科 もくフェスとかちin麦音
5月11日(日)、森林科学科は、満寿屋商店麦音を会場に行われた「もくフェスとかちin麦音(主催:十勝総合振興局林務課)」に、木のものづくり体験ブースを出店しました。森林科学科では、「森の貯金箱つくり」と「木札合わせゲーム」を実施。木札合わせゲームでは、学校林で採集したミズナラやカラマツ、エゾヤマザクラ等の10樹種の木札を制作。神経衰弱ゲームのように同じと思う札をめくると、面にはレーザー加工を施した樹種名があり、当たると木製のキーホルダーをプレゼントしました。天候にも恵まれ、多くの方に体験していただきました。
森林科学科2年生 植え付け実習
5月7日(水)、森林科学科2年生は、専門科目「総合実習」でカラマツ・ミズナラ苗の植え付け実習を行いました。学校林では70年生を超えたカラマツ林を伐採し、人工林の若返りを進めています。森林科学科では苗畑で苗木を育て、それらの木々を学校林で育てることを通して森林づくりの技術を学習しています。カラマツは50年、ミズナラは30年ぐらいで伐採予定と、育成は長期に渡りますが、先輩から受け取ったバトンを後輩に渡しながら学習を進めていきます。
エゾヤマザクラが満開
5月6日(火)、森林科学科が管理をしている生徒玄関前のエゾヤマザクラが満開となりました。一週間ほど前から一輪また一輪と開花し、気温の上昇とともに一気に開花しました。北海道の代表的なサクラであるエゾヤマザクラ。生徒玄関の目の前にあり、この時期が来るとエゾヤマザクラをバックに集合写真を撮るクラスもあります。老木のエゾヤマザクラですが、毎年大輪の花を咲かせてくれることを願って今後も管理をしていきます。
森林科学科 床がえ実習
5月1日(木)、森林科学科1年生は「床がえ実習」を行いました。春は苗木の移植の季節です。苗木を掘り取って他の苗畑に移植し、生育を盛んにし、根の形を整え細根の発生を促し、林地植栽が容易で活着の良好な苗木を育成するために行う実習です。学校林では70年生を超えたカラマツ林を伐採し、人工林の若返りを進めています。森林科学科では苗畑で苗木を育て、それらの木々を学校林で育てることを通して、森林づくりの技術を学習しています。
森林科学科 原木シイタケ栽培植菌実習
4月23日(水)、森林科学科2年生は、原木シイタケ栽培の植菌実習を行いました。栽培に使用する原木は、学校林で育ったミズナラの木を使用しています。ドリルで原木に穴を開け、そこにシイタケの菌糸を含む駒を詰めていきます。植菌を終えた原木は涼しく風通しのよい場所で管理することで、1年後にはおいしいシイタケを発生させることができます。今後も森林資源を活用する技術や知識について学習を進めていきます。
森林科学科 新入生歓迎会
4月17日(水)、森林科学科では1~3年生が一堂に会し、新入生歓迎会を実施しました。2・3年生の代表が各クラスの特色をユーモラスに紹介。新入生の緊張を和らげてくれました。学年対抗で行われたペーパータワー大会では、新聞紙とテープのみを使用し、制限時間内にタワーの高さを競い合いました。先輩たちのタワーは最後に崩れ、1年生が見事勝利。歓声が上がる、賑やかな歓迎会となりました。
森林科学科 日本森林学会高校生ポスター発表に参加
3月22日(土)、森林科学科の生徒4名が日本森林学会主催の「高校生ポスター発表」に参加し、一年間の授業の中で行ってきたカラマツ人工林の林齢構成の平準化プロジェクトについてポスターでの発表を行いました。今年度は10年ぶりの北海道開催で、現地での参加をすることができました。他の高校生の取り組みとともに、研究者の方々の最先端の研究に触れ、刺激を受けて帰ってきました。
森林科学科 野生動物講演会
3月11日(火)、森林科学科1年生は「野生動物講演会」を実施しました。みどりと花のセンターから講師として、大熊勲様にお越しいただきました。前半は剥製や本物の巣などを見ながら、エゾリスの生態を中心に学習しました。後半は屋外へ出て、野生動物たちの活動の様子などを観察しました。2匹の仲の良さそうなエゾリスも現れ、動きに注目しながら観察しました。普段は当たり前のように私たちの目の前に現れる野生動物について、改めて考える良い学習となりました。
澁谷純希さんから森林科学科へプレゼント
3月1日(土)、森林科学科3年澁谷純希さんから森林科学科へプレゼントをいただきました。澁谷さんは、育成ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団した学科のエースです。今日は本校の卒業式、高校生活最後の日でもありました。自身の名前と背番号の入ったユニホームにサインを書いていただき、色紙と一緒に森林科学科に寄贈していただきました。一日も早く支配下登録を勝ち取り、日本ハムファイターズに必要とされる戦力になれるよう応援していきます。
未来につなぐ森林交流会
2月20日(木)、森林科学科の生徒5名が北海道水産林務部主催「未来につなぐ森林づくり交流会」に参加しました。今年度私たちが「地域協働型スマート林業教育プログラム」で学んだ、スマート林業の学習内容について発表を行いました。お世話になった地域の事業体の方々に対する感謝の気持ちを伝えられるように発表することができました。たくさんの方から、励ましや期待のお言葉をいただき、今年度の活動が貴重な機会であったのだと、あらためて感じました。これからも、林業の未来を担っていけるように学習を深めていきたいと思います。
森林科学科 北の国・森林づくり技術交流発表会に参加
2月19日(水)、森林科学科の生徒5名が北海道森林管理局主催の「北の国・森林づくり技術交流発表会」に参加しました。地域の事業体の方々の持つスマート林業技術を教えていただきながら取り組んだ学校林のカラマツ人工林の林齢構成の平準化プロジェクトについて、口頭発表とポスターでの発表を行いました。生徒たちは参加者の方々からたくさんの激励のお言葉をかけていただきました。また、高等学校部門の最優秀賞もいただき、今後に向け更に意欲を高めて帰ってきました。
森林科学科1・2年生森林環境特別講義
2月6日(木)、森林科学科1・2年生を対象に、北海道大学大学院農学研究院の森本淳子教授を講師にお招きし「森林環境特別講義」を実施しました。気候変動が森林を取り巻く環境に引き起こす様々な変化に対して自然からのメッセージに耳を傾け、科学的に対応することや、生態系を構成する要素一つ一つを保全することの必要性などを学ぶことができました。生徒が森林づくりに新しい知識や情報を取り入れ、自然界のバランスをくずさない林業経営を行うことの大切さを感じることができた素晴らしい機会でした。
森林科学科2年生 森林環境特別講義
1月22日(水)、森林科学科2年生を対象に、北海道大学大学院農学研究院の助教である豆野皓太様を講師にお招きし、森林環境特別講義を実施しました。本講義では、森林資源や生態系保全について、政策学という学問的視点から「森林・生態系保全の価値」や「人々に望ましい行動を促す仕組み」について考える内容を学びました。また、スマートフォンを使用して質問に回答し、その結果をリアルタイムでスライドに表示する工夫が取り入れられており、生徒たちは終始集中して講義に参加することができました。これにより、アカデミックな内容を学ぶ大変貴重な機会となりました。
森林科学科1年生 愛情たっぷりカレー作り
12月3日(火)、森林科学科1年生は専門科目「農業と環境」の授業で、カレーライスを作りました。カレーライスの具材の定番「ジャガイモ・タマネギ・ニンジン」は、すべて「農業と環境」の実習で栽培し収穫した野菜を使用しました。また酪農科学科が飼育したバークシャー種の豚肉を食品科学科がトリミング。その豚肉も提供していただき具材の一つとして使いました。食べやすいサイズにカットした野菜、飴色になるまでタマネギを炒め、じっくりと煮込みおいしいカレーが完成しました。自分たちで育てた野菜や飼育・加工されたお肉に感謝をし、おいしくいただきました。
森林科学科3年生クリスマスリース作り
11月26日(火)、森林科学科3年生は選択専門科目「森林活用」の授業で、クリスマスリースを作りました。事前(夏頃)に、学校林内から「ツル」を採集し柔らかいうちに4周から5周巻き付け、リースの土台を制作。完成した土台をもとに、木の実やまつぼっくり、ヒノキなどのリーフ系を取り付けました。木の実はボンドで接着しても外れてしまうことがあるので、グルーガンやワイヤーでしっかりと固定をしました。全体的な完成をイメージしながらバランスを見てパーツを配置。取り付ける難しさもありましたが、それぞれのセンスが光りどの作品もキレイで華やかなリースとなりました。完成したリースは持ち帰り、自宅に飾る予定です。
森林科学科 第5回スマート林業講座
11月19日(火)、森林科学科は第5回スマート林業講座を行いました。今回の講座テーマは「ICTハーベスタによる生産管理」とし、講師として有限会社サンエイ緑化代表取締役 邊見秀明様に来校いただき、伐木・造材と流通のスマート化についてサンエイ緑化様所有のICTハーベスタを学校林に持ってきていただき、実際に伐木作業を見学しました。また玉切りの際に行う測尺の誤差を減らし、高い測尺精度を担保するための「電子輪尺」で計測して調整するキャリブレーションという作業も体験しました。電子輪尺で計測した測定値はワイヤレスでハーベスタのキャビンにあるモニターに映し出される事に驚いていました。今回の講座で最後となりましたが、今後も「スマート林業」について、引き続き学習していきます。
森林科学科 第4回スマート林業講座
11月15日(金)、森林科学科は第4回スマート林業講座を行いました。今回の講座テーマは「学校林の林況に基づくゾーニング区分と資源調査」とし、講師として十勝広域森林組合斉藤様、北海道水産林務部成長産業課佐藤様に来校いただき、レーザー機器(LiDAR)や高精度GISハンドヘルド(MobileMapper120)を活用し毎木調査・林分調査を行いました。そこで得たデータを連携ソフトウエアに点群データとして取り込み、樹高や胸高直径、材積に加え地形の情報を効率的に把握することができました。これらの機器を用いることにより森林施業の省力化や森林資源情報の把握・管理の効率化も重要であることを改めて感じる講座でした。次回の講座は最後となる「ICTハーベスタによる生産管理」の予定です。
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