学校活動状況

カテゴリ:森林科学科

森林科学科3年生 チェーンソー実習

5月10日(金)13日(月)、森林科学科3年生はチェーンソー実習を行いました。実習ではチェーンソーの始動・停止や点検整備(目立て等)の方法を確認し、実際に丸太の切り方や伐倒に必要な受け口、追い口の作り方、やすりを用いての目立てを練習しました。丸太にチェーンソーの刃を真っ直ぐ入れられず苦戦していましたが、説明やアドバイスをしっかりと聞き、実習に取り組んでいました。実習終了後にはクラスメイトと「学校林で実際に伐倒してみたい!」「伐倒をするには集中力が大切!」「あっという間の実習だった!」と実習を振り返っていました。

2年森林科学科 シイタケ植菌実習

5月8日(水)、森林科学科2年生は、シイタケ原木栽培の植菌実習を行いました。栽培に使用する原木は、学校林で育ったミズナラの木を使用しています。ドリルで原木に穴を開け、そこにシイタケの菌糸を含む駒を詰めていきます。植菌を終えた原木は涼しく風通しのよい場所で管理することで、1年後にはおいしいシイタケを発生させることができます。今後も森林資源を活用する技術や知識について学習を進めていきます。

森林科学科1年生 初めての森林実習

5月2日(木)、森林科学科1年生は専門科目「総合実習」の授業で、「床がえ実習」を行いました。床がえとは苗畑内での苗木の移植を行うことをいいます。先輩方が播種をし育てているまだ小さな苗木をていねいに新しい場所へ移植しました。初めての実習で戸惑う場面もありましたが、1,400本の苗木を植えることができました。また、今年度の一年生の実習服もスタイリッシュなデザインに変更!身も心も新たに森林林業のプロフェッショナルを目指し学習していきます!

森林科学科2年生 植え付け実習

5月1日(水)、森林科学科2年生は、専門科目「総合実習」でカラマツ・ミズナラ苗の植え付け実習を行いました。学校林では70年生を超えたカラマツ林を伐採し、人工林の若返りを進めています。森林科学科では苗畑で苗木を育て、それらの木々を学校林で育てることを通して森林づくりの技術を学習しています。カラマツは50年、ミズナラは30年ぐらいで伐採予定と、育成は長期に渡りますが、先輩から受け取ったバトンを後輩に渡しながら学習を進めていきます。

山の恵みに感謝

4月30日(火)、森林科学科3年生は選択専門科目「森林活用」の授業で、タラの芽の収穫をしました。山菜栽培専用の畑で育てているタラノキから50個ほどのタラの芽を収穫。天ぷらにして食べると大変おいしい山菜です。また、専用畑に残っていたギョウジャニンニクも収穫し、豚肉を混ぜ炒め、取れたての山菜の味を堪能しました。四季折々の山の恵みに感謝しつつ多くの方々にも山菜のおいしさを伝えたいです。

エゾヤマザクラの開花

4月26日(金)、森林科学科が管理をしている生徒玄関前のエゾヤマザクラが開花しました。一週間ほど前から一輪また一輪と開花し、今日の25℃を超える気温で一気に開花しました。北海道の代表的なサクラであるエゾヤマザクラ。生徒玄関の目の前にあり、この時期が来るとエゾヤマザクラをバックに集合写真を撮るクラスもあります。老木のエゾヤマザクラですが、毎年大輪の花を咲かせてくれることを願って今後も管理をしていきます。

森林科学科2年生 地ごしらえ実習

4月24日(水)、森林科学科2年生は専門科目「総合実習」の授業で、地ごしらえ実習を行いました。地ごしらえとは、樹木の伐出後に林地に残された末木や枝条等を植栽しやすいように拾い取り、整理することをいいます。毎年2年生が春先に植栽実習を行っており、今年度も「カラマツ」と「ミズナラ」を植えます。植栽場所は、2月に伐採した場所で、植栽後は、下刈りや間伐等を行い、立派な樹木に育つよう愛情を込めて森林管理をしていきます。

森林科学科3年生 ギョウジャニンニク収穫実習

4月23日(火)、森林科学科3年生は選択専門科目「森林活用」の授業で、ギョウジャニンニクの収穫を行いました。森林科学科では収穫販売用に山菜を栽培できる専用の畑があり、ギョウジャニンニクをはじめ、ウド、タラノキ(タラの芽)等を栽培しています。ここ数日暖かい日が続き、ギョウジャニンニクもグングンと成長!太くて香りのよいものを中心に収穫。収穫量も多く、1袋50グラムで120袋ができ、教職員に販売をしました。山の恵み、四季の恵みでもある山菜。深い味わいに堪能していただければ幸いです。

 

森林科学科2年生 キノコの菌床栽培実習

4月17日(水)、森林科学科2年生は専門科目「林産物利用」の授業でキノコの菌床栽培実習を行いました。今年度接種したキノコ菌は「ヒラタケ」を選定。まずオガ粉と米ぬかをかくはんして培地を作りPP瓶に入れオートクレーブで滅菌。その後簡易クリーンブース内で、雑菌等が混入しないよう慎重に接種。初めて行う実験実習に緊張をしながらも、今やキノコ栽培の主流となっている菌床栽培について、深く学習することができました。今後は1ヶ月後に発生操作(菌かき)をし、温度湿度に注意をしながら芽だし、そして収穫を迎えます。ヒラタケを使った料理レシピもそれぞれ考えているようです。

森林科学科 北の国・森林づくり技術交流発表会

2月15日(木)、北海道森林管理局主催の「北の国・森林づくり技術交流発表会」が北海道大学学術交流会館で開催され、森林科学科1年生6名が参加し本校の学校林での取り組みについて発表しました。審査員や来場の方々から多くの質問、コメントと激励をいただき、今後も頑張ろうという思いを持ちました。また、一般の方々や森林・林業を学ぶ他の高校の発表も視聴し、充実した一日を過ごすことができました。

森林科学科 4展開ローテーション実習

1月18日(木)、森林科学科1年生の冬季4展開ローテーション実習がスタートしました。造林鎌など実習で使用する手工具の整備方法を学ぶ「小農具整備」。冬の森林内のpHや水質調査を行う「環境調査」。さし木による樹木の増やし方や栽培方を学ぶ「温室実習」。授業内で栽培したダイズを用いて豆腐加工を学ぶ「ダイズ加工」。少人数に分かれ全員がすべての実習を行います。温室実習では、枝などを材料に新しい植物体を作る「さし木」実習を実施。樹種はヒノキ・ヒバ・コニファーの3種のさし木実習を行いました。また小農具整備では、砥石を用い、ていねいに刃研ぎをしました。初めて刃研ぎをした生徒ばかりでしたがケガをしないよう慎重に行っていました。

森林科学科と北森カレッジとの教育連携協定締結式

1月30日(火)、北海道庁にて本校と北の森づくり専門学院(略称:北森カレッジ)との教育連携に関する協定の締結式が行われました。昨今林業の担い手不足の深刻化が懸念されていることから、相互に連携・協力して両校が持つ特性を最大限活用し、地域の森林づくりを担う優秀な生徒を育成するため、教育連携に関する協定を締結しました。今後は、ICTを活用したスマート林業の授業やシミュレータ、UAVを使った先進的な授業の展開や生徒同士の交流、教職員の相互派遣等を行っていきます。

森林科学科1、2年生 「とかち高校生林業・木材産業セミナー」

12月19日(火)、森林科学科1、2年生は十勝総合振興局で行われた「とかち高校生林業・木材産業セミナー」に参加しました。これは、十勝地域林業担い手確保推進協議会の主催によるもので、ハローワークによる就職活動に向けての講話、林業・木材産業で働く若手従業員の方々によるミニトークライブ、11のブースで林業事業体等の就業相談が行われました。これまでの卒業生の中にはこのセミナーをきっかけに林業の仕事に就くことを決めたという卒業生もおり、生徒にとっては経営者の方々から直接お話をうかがう貴重な機会となっています。